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地域性のある広告

「ぴあ」関西版を開いていたら、高見盛のCMが有名なお茶漬け「永谷園」の面白い調査が出ていました。あまり詳細にデータを紹介すると著作権などが絡むかもしれないので、詳しくは「永谷園」のHPを見て頂くとして、要は「永谷園」のお茶漬け購入者では、関西の人は圧倒的にお茶をかけるが、関東では過半数がお湯をかけるのだそうです。

「永谷園」としては、お湯をかけることを期待して開発しているようです。私もそのほうが美味しいと思ってきたので、どうして関西の人はお茶をかけるのだろうと考えました。

まず最初に浮かんだのは、関西に偏見を持っている東京至上主義者の私らしい独断的な解釈。「関西人はズボラか横着のどちらか」。食事のときに急須に用意してあるお茶をそのままかけてしまうのだろう、というもの。

しかし、三流とは言え社会科学者、このような偏見だけでは駄目で、他の可能性を考えてみると、多分こちらの可能性が高い。京都などでは、お食事処などで、実際お茶をかけることを予定して作ってある「お茶漬け」がある。もちろん「永谷園」のような粉末ではなく、お漬物などを組み合わせたもの。これは大変に上品な味もある。多分、この流れでお茶をかけることが一種の文化になっている可能性もある。

そうすると「永谷園」は東京発祥なのだろうか、と逆に問い直して調べなければならない。実際に同社のHPの「沿革」を読むと、初期のお茶漬けのパッケージに「江戸風味」と書いてある。最初、大森に工場があったようだ。これも海に近いし、創業当時の風景が想像できますね。

もちろん、最初の「ズボラ」説も、そういう人がまったくいないわけではないだろう。

ところで、企業のHPや広告の引用は慎重にする必要があります。もっとも、公開のものは分析のため、出所を明らかにすれば、ベタな引用でなければ違法ではありませんが、予め規定を掲載して非常に厳しく引用を禁じているものがあります。広告などは、初見の驚きというのも重要ですから。

では、なぜ私が「永谷園」の広告を引用したか。理由1=「ぴあ」のように部数の多いものは、周知の事実として論証できる余地がある。理由2=「永谷園」のような成熟した企業が一民間人の悪意のないブログでの慎重な引用はとがめないだろうこと。理由3=昔、「永谷園」の幹部と机を並べて働いていたことがある。万一の場合は彼に泣きつく。彼が私のことを覚えていればの話だが、とてもいい人物だった。

貧乏で社会的地位の弱い人はこのくらい臆病でいましょう。

広告内容の詳細はこちらを。

永谷園ホームページ http://www.nagatanien.co.jp

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