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イタリア大統領は大正14年生まれ

ある作文でナポリターノのことを書くのに誕生日を調べたら、1925年6月29日とのこと。日本の元号で言えば、大正14年。6年後はさすがに「昭和生まれ」の大統領になるでしょうが、こう考えると、象徴的地位とはいえ、結構公の日程も多いので、この人はすごいです。日本の大正生まれの中曽根さんも宮沢さんも引退していますから。

イタリアの大統領は、初代から7代目のペルティーニまでが、日本の「明治生まれ」、ここまでが例外なしに共和国憲法を作った制憲議会(1946年)の議員。8代目だけがえらく若くて「昭和生まれ」のコッシーガ(1928年)。9代目のスカルファロからは「大正生まれ」になり、10代目チャンピ、11代目ナポリターノはまさに本邦の中曽根、宮沢両氏同様、大戦下で青年期を迎えたわけです。

総理は日本のほうが若くなったけど、各省の大臣は圧倒的にイタリアのほうが若い。財務省のパドア=スキオッパは1940年生まれ(67歳)だけれど、それでも尾見さんより8つも若い。

やっぱり長生きしないと。面白いこともあるかもしれないから。

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リアル「やそだ総研」減量中

もちろん、私自身の体重ではありません。食が細くなったのに、やせない。大阪に来て増えた酒量のせいか。といっても酎ハイ一缶ぐらいを睡眠薬がわりに飲むだけですが。いや、忘れてしまいたいことが多いので。

仕事で使っていた部屋に別の研究センターが引っ越ししてきたので、正直大変だなと思い、実際、大量の私物を整理するのに苦労したのですが、一段落するとかえって落ち着きました。なんでかなあと考えてみると、これまで管理職のように窓を背にして入り口をにらむ位置で机を置いていたのですが、占有面積が半分になって机を片側の壁にぶつける形にしたところ、自宅アパートの配置に方向も似てきて、そのせいだと分かりました。

過去20年間、伯父の家を借りた5年間以外、6畳くらいの部屋をずっと間借りしてきたせいか、それくらいの空間のほうが落ち着くようになってしまった。

ときどき、落ちこんだとき、週末にオフィスにもアパートにもいたくなくなって、土曜の深夜の最終回の映画を見た後、漫画&インターネット喫茶で朝まで過ごすことがあるのですが、あの空間を狭いと思ったことがない。なぜなら、自分がふだん寝る場所のスペースと大して変わらないから。

やはり、ゴミを捨てて空間をもっと確保しないと人間がますます小さくなる。ただいま、残業中!ですが、減量もしないと。今、私が死んだら、遺族はゴミ掃除で倒れてしまう。

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サルコジ雑感

フランス政治は専門でないにしても、自分が持った感想は書き留めておこう。こういうときにブログは便利。

「小説吉田学校」史観ではないけれど、保守政治というのは裏切りの歴史なのか。サルコジがシラクの薫陶を受けながら途中で離反し、復活し、最後の最後には後任として支持させるという流れにやはり人間ドラマを感じずにいられない。

ドゥ=ゴールを裏切って欧州協調に進めたのがポンピドゥー。前二者よりもリベラルな方向に舵を切ったのがジスカール。このエリート主義者の否定がより人文的なミッテラン、しかし保守でないこの人は欧州統合とヨーロッパの復権に注力し、再選時はまるで優しいバージョンのドゥ=ゴールのような国父としてのモテぶり。ミッテランよりナショナルな言辞でジズカール・パート2のバラデュールを退けたシラクは、別な形で欧州統合の守護者になろうとしたが、これは失敗。晩年の寂しさはむしろドゥ=ゴール的か。

サルコジはアメリカ人というような風刺を聞くと、ジスカール・パート3なのかなという気もする。しかし、やたら長身が多いフランス大統領で短身なのはポンピドゥー、ミッテラン似か。

トリビアの泉で「ソ連・ロシアの最高指導者は、髪の毛ふさふさとツルツルの繰り返し」というのがありましたが、フランスの大統領は2メートル近い長身と中背の繰り返しです。

ドゥ=ゴール(長)ポンピドゥー(短)ジスカールデスタン(長)ミッテラン(短)シラク(長)サルコジ(短)。政治学的にはまったく無意味ですが、人間観察的にはどうかな。人格に身長は関係ある気がします。

あれ、政治分析しようかと思ったら、ビジュアルの話になっている。忙しい時期なので、思考混乱です。この辺で。

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