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今更、レーニン伝を買う

大学の生協で今更ながら、トロツキーの『レーニン』の文庫新訳を買う。
買った理由は、
1.近年の出版界の奇跡、光文社古典新訳文庫の1巻だったこと。イタリアで超有名だが日本で全然知られていないブッツァーティを出したすごい文庫。
2.この本の副題「伝記のための覚え書」がスピネッリ(私が研究しているイタリアの連邦主義者)の伝記の副題にも使われていたことに気づく。もじりに気づかないのはインテリじゃない。恥ずかしい。
3.訳者の森田氏が1965年生まれの大学非常勤講師。(勝手な親近感)
4.トロツキーの序言の追記にしびれた。「レーニンがレニングラードで逮捕されたと言えるだろうか」この本が出た頃の他の本にある倒錯的な(帝政期の記述なのにレニングラードと書く)記述批判であると同時にサンクト・ペテルブルクに戻った今を予言するような言葉。「この新しい都市名(レニングラード)も、おそらく何年、何十年と立てば、現実的な歴史的意味を失うだろう。」1924年の言葉。
ちなみにこれを書いているとき、レニングラードと入力すると、ワープロソフトが勝手にサンクトペテルブルクですよ、と茶々を入れる。うるさい。私とトロツキーの間に入らないでくれ。

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