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ユージン・アクセノフ先生

「週刊新潮」最新号に、六本木の赤ひげ先生ユージン・アクセノフ医師の記事が出ている。満州から来日した白系ロシア人で戦後、慈恵医大を卒業、83歳の現在まで半世紀近く診療を続けているという。六本木の古びた洋館が医院という記事で思い出した。わたしもそこに行ったことがある。
 多くは外国人が利用するその医院に私が行ったのは、イタリア政府奨学金を得て留学する際に、必要な予防接種等を受けているという証明のためであった。つまりは、イタリア大使館がここでもらってきた証明書なら信用するとすすめていたのだ。子供のころの予防接種記録が母子手帳を見てもメモが不明瞭ではっきりせず、母も亡くなっていたために、2度打ちでもとジフテリアなど3種混合の予防注射をしたのではなかったかと記憶する。
 確かに待合室は外国人ばかりの医院だったが、記事のように国籍を問わず、明らかに生活も不安定そうな途上国の出身者らしい患者も多く、決してVIP御用達という感じではなかった。実際に海外VIPにも往診する先生は、東京の都心ならそれに特化することもできただろうに、どんな人も分け隔てなく診療しているという。
 ネット情報では、国内の白系ロシア人社会や日露交流にも貢献されていて、プーチンにも日本と親密な関係を続けるよう勧めたという。記事によると、日本で骨を埋める覚悟でおられる。本当にすばらしい人がいるものだ。

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