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プローディ首相辞職について

しばらく、ブログどころではなかったのですが、これははずせません。
プローディ首相が信任投票に敗れました。もともと中道・左派のなかでも独自の行動をとりがちで、さらにもともとはベルルスコーニの第1次政権で労相を務めながら中道・左派に移ってきた政界の寝業師マステッラ法相の汚職疑惑もさることながら、左翼民主主義者とマーガレットによる民主党合同に反対したディーニ元首相の反発もあって、政権はいわば内側から崩壊したわけです。
プローディにとって悲劇的なことは、この信任否決が今回が初めてではないこと。1996年の総選挙で勝ったときはユーロ参加決定後の1998年に信任投票が再建共産党の離反で1票差で否決、今回も2006年の総選挙で勝利し、2年目に入る直前の現在、前の中道・右派政権の財政混乱を整理中に2008年で数票差で不信任。イタリア共和国史上で信任の否決はこの2回のみなのです。しかも、疑惑まみれのベルルスコーニに中道・左派が選挙で勝ったのも2回のみでどちらもプローディ。
明らかに責任はプローディでなく、レプブリカ紙の編集長マウロ氏が、今回の結果は、政治家プローディの死、中道・左派という政治文化そのものの死につながりかねないとしているのが、印象的です。

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