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アメリカの州のニックネーム

 大統領候補予備選挙の報道で、各州に関する記事のなかにその州のニックネーム(その多くは公式のもの)がよく出てきます。これはアメリカ通の方には周知のことですが、やはりこういうところにはアメリカ人のセンスがよく出ています。
 ニューヨークが「エンパイア・ステート」、カリフォルニアが「ゴールデン・ステート」であることは結構知られていますが、デラウェアが「ファースト・ステート(最初の州=合衆国憲法を最初に批准)」、コネティカットが「コンスティトゥーション・ステート(憲法州=合衆国憲法より古い「憲法」がある)」という風に建国の歴史に関わるものや、カンザスの「サンフラワー・ステート(ひまわり州)」のように植物や農産物、オレゴンの「ビーバー・ステート」のような動物、アリゾナの「グランド・キャニオン・ステート」のように地名や地形に関するもの、さらにはその地の人々の性格を表すものなどさまざまです。
 こうした命名でおそらく大事なのは、他の州から異論がないほどの存在感と認知、そしてキャラクターが立ち、誇りや親しみを持てることでしょう。
 わが国で同じことをするのが意味があるか分かりませんが、すべての県がタレントを知事にするわけにもいきませんので、こうした愛称でキャラ立ちをねらうのも一興ではないでしょうか。大事なことはなんでもかんでもでなく、イメージを一点に絞ること。
 私の私案は、山形=「さくらんぼ」県、千葉=「落花生」県は普通ですが、神奈川=「ハイカラ」県(「文明開化」県より分かりやすい、もともと横浜毎日新聞の記者による造語)、静岡=「富士山」県(お茶もあるが、日本人の精神性に関わるので)、山梨=「ワイン」県(葡萄より国際的に分かりやすいイメージ)、奈良=「聖徳太子」県(第2候補「憲法」県)、広島=「平和」県、長崎=「貿易」県(第2候補「カステラ」県)、沖縄=「サトウキビ」県(「ざわわ」の反戦イメージも入れる)などはどうでしょうか。

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