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ここ数年の出版トレンドを再確認する

 学部教育用の購入図書リストを作成、チェックしながら、狭い関心以外のここ数年の国内の出版トレンドを遅まきながら確認する。
 まず、驚いたのが、中国、ロシアの外交政策についての本がそれぞれ数点ずつ出ていたこと。やはり、ビジネスからの関心もあるのが、これらの国々。しかも、書店でざっと見て、内容は予想以上に深かった。EUは点数は多いようでいて、本質的なものはまだまだ少ない。
 日本の古い時代の外交や国際政治についても、重要な文献を見逃していた。酒井哲哉『近代日本の国際秩序論』(岩波書店、2007)、岡本真希子『植民地官僚の政治史―朝鮮・台湾総督府と帝国日本』(三元社、2008)、千葉功『旧外交の形成―日本外交一九〇〇~一九一九』(勁草書房、2008)など。(著者の敬称略)
 インドに至っては、図解のインド経済入門まである。十数年前には、EUについてこういう本が流行っていたものである。時代は変わった。ボーっとしていると、見失う。

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