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来年のサミット議長は、あの人

 今月初、洞爺湖サミットに備えて、福田首相がイタリアを訪問。サミット議長2回経験済みのベルルスコーニ首相がサミットは「家族会議みたいなものだ」と励ましたらしい。
 イタリアの議長としての技量はともかく、過去3回首相となった(逆に言えば、過去2回、左派に負けて下野した)ベルルスコーニは、サミットに関しては巡り合わせがよく、すでに1994年と2001年の2回、ナポリとジェノヴァで議長をしている。ナポリの折りは、当時の村山首相が自社さ連立政権成立の直後の疲労のなかでオリーヴ油を使った料理(村山さんは清潔な政治家なので普段食べていないだろうと噂されたものだ)を食べて腹痛になったエピソードが懐かしい。
 イタリアの議長の順番は、日本の次なので、来年はイタリアで、今年選挙で勝利したばかりのベルルスコーニ首相が、まず間違いなく議長となる。会場はサルデーニャの海上の群島、ラ・マッダレーナ。会場は、群島のなかで最も大きなラ・マッダレーナ島になるのだろうが、隣にあるカプレーラ島は、イタリア統一運動を率いたガリバルディが余生を過ごした地でもある。風光明媚なサルデーニャはベルルスコーニがバカンスを過ごすところでもあり、軍事的にも重要な基地がある。このところのサミットの特徴である、抗議運動やテロの来にくい、人里離れたリゾート地で開催という流れにも沿っている。
 それにしても、このメディア宰相は3度の首相任期に3度とも、一周期8年のサミットに当たるとは強運である。もっとも、サミットについて、日本ほど欧州は大騒ぎしていないが。
 それに比べ、左派は過去15年間で半分は政権を握っているのに、一度も自国開催のサミットには遭遇しない。特に1996年から2001年までは5年間も政権を握りながら、あとちょっと時間が足りず、ベルルスコーニに議長を譲っている。
 このメディアの千両役者にサルデーニャの沖で遭遇する日本の首相は誰か?

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