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池袋の地下で叫ぶ

 スーツケースのネジが片方とれてしまい、池袋の東急ハンズにネジを買いに行く。師走の昼間、地下鉄はがら空き、逆に池袋界隈は大混雑。
 帰りに池袋の地下を歩くと、営団地下鉄と都営地下鉄の間の通路両脇にホームレスとおぼしき男たち十数人。このところテレビが報じる若い人は一人もいなくて、全員中高年、みんな厚着と汚れで全体的に黒っぽい。一人は、まるで顔役ぶって(本人だけそう思っているタイプ)脇で寝ている男たちに「タバコないか」と声をかけつつ、落ちていたワンカップ大関(もともとガラスコップに入っている、キオスクで買えるいちばん安い酒だ)のビンを拾い、中身がないと見ると、「畜生」などと叫びながら天井に投げつけ、割ってしまった。ワンカップ大関のコップは結構しっかりしているので破片もぶ厚くて危ない。
 幸運な人たちは、デートやショッピングの真っ最中。そういう人々を見るしかない人たちの辛さは想像できる。いや、想像できない、と書くべきか。

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