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ベルルスコーニと日本アニメ

 1989年に初めてイタリアに行ったときには気づかなかったが、90年代後半から現地で日本アニメを見る機会が多くなった。「北斗の拳」「キン肉マン」「キャプテン翼」などの輸出は有名だが、私が初めて見かけた日本アニメは「プロゴルファー猿」。藤子不二雄A先生(どうでもいいことだが、私と小学校から高校まで同じ大先輩である)の名作ではあるが、特殊な設定のアニメなので意外だった。
 この1月にも、なにやら宮廷のようなところでイケメン同士がお姫様をめぐって争う?(うる覚えで不正確な要約)アニメが放送されていて、エンドロールで日本語が出てきて、ようやく日本製アニメと気づいた。映画や写真は好きだが、アニメはめったに見ない(子供の頃は初期アニメの黄金時代だったが)私には今のアニメは分からない。ただ、日本アニメが放映されていたのは、すべてベルルスコーニ首相が事実上のオーナーであるメディアセット社系列の民放3局のいずれか(これはイタリアの国営3局に対する民放主要3局であることと同義である)であった。
 今朝の日経の「交友抄」で日本アニメを世界に広げた滝山雅夫氏が現地スタッフとの交友を書いておられるが、それによれば、ディズニーが国営放送のRAIと契約済みで、コンテンツ不足のベルルスコーニ陣営が日本アニメに関心を示したのだという。こういう事情があったのね。

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