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私が最も好きな歌

 もう2,3年前にこのブログで書いたのですが、私が最も好きな歌は、My Wayのフランス語原曲であるComme d'habitude(いつものように)。有名になったフランク・シナトラの英語版と違って、原曲であるクロード・フランソワの歌詞には、英語版のような唯我独尊のニュアンスはなく、普通の人々のそれほど楽しくない日常を描き、しかしそれでも愛する人とはスマイルと愛でなんとか生きていく、といった内容の静かに心にしみる歌なのです。
 中学生のころ、NHKのFMのシャンソン番組で知って、田舎ではそのテープを虎の子で聴き続け、大学に入ってからCDで入手し、ずっと聞いていましたが、動画ではクロード・フランソワを見たことがなかった(わたしの生まれた頃にできた歌なので)。それが、最近、家に光を導入してからスムーズに見られるようになったYou Tubeで多数、発見。ごく最近まで、古い映像はあまりYou Tubeにはないと持っていたが、ひょんなことからキリスト教民主党の古い映像を見つけ、これがあるならと検索をかけたら、まさに感涙もの。クロード・フランソワの歌詞つきの動画(歌詞だけ後でつけたのでしょう)もありました。
 また、今回、英語の歌詞でAs Usualとフランス語の原曲に近い訳にして歌っている歌手(誰かよく知らない)を発見。これは、日本でも岩谷時子の詞、越路吹雪の歌で有名になった「愛の讃歌」が、エディット・ピアフの原曲のニュアンスから離れているとして、美輪明宏が独自の詞で歌っているのに似ている。
 英語の歌詞に近い日本語ヴァージョンも美空ひばりの絶唱が。海外でもすごさがわかるようで、中国語や英語の書き込みもあり。
 これらの良さが分かってくれたら、地球上のどなたでも我が友と呼びたい。そう言っても誰もうれしくないでしょうが。もし、やや太めの私がふいに死んだら、これを葬式にかけてくれれば、ほかに望むことなし。

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