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画廊「七本杉」

 郷里の高岡に戻り、用があって山町筋(御車山祭りの山車を持っている古い街区)の郵便局に行った帰りに、以前から見たかった末広町の画廊「七本杉」(しちほんすぎ)に行く。このブログのタイトル通り、私はこの通りに接した駅前商店街の今はない土産物屋の息子である。実家は別にあるが、自分の町内のような意識である。
 この画廊は、中学校時代の恩師で私の歴史・政治好きを助長?してくれた戸口拾(おさむ)先生が最近始められたものだ。戸口先生のお兄さんが有名な経済学者の篠原三代平先生。篠原先生がこの春に1ヶ月間、日経の「私の履歴書」連載で書かれたように、ご兄弟のご実家はこの通りの洋品店だった。その跡を、高岡の中心街である末広町が昔の繁栄を失っている中でもう一度文化の種を撒くべく、戸口先生が改装し画廊にされたのである。「七本杉」というのは、昔この通りにあった大きな杉のことである。
 おそらく商店2軒分ほどの間口で、地元の画家の作品を機会があるごとに展示されている。ちょうど今は、高岡四大祭シリーズポスター原画展(明日9日まで)をされていた。28年ぶりにお元気な先生にお会いできたのが嬉しかったが、それ以上に、先生が今も高岡の町の文化のために地道な、しかし意味の深い試みを続けておられることに感動した。
 行かれる方は、展示がないときは閉まっているのでご注意。水曜は定休だそうです。

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