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マニフェスト収集活動(1)

 後期の「政治学概論」の教材用に各政党のマニフェストを集め始めた。インターネットでダウンロードできることは百も承知だが、こういうものは現物であるかどうかも印象のうえで重要なのである。ユーロ札とそのコピーでは全然インパクトが違うのと同じ。また、マニフェストはどこでもらえるかという具体的な話をするためでもある。一選挙民がふらっと来た場合の各党の応対も見たい。
 自己ルールとして地元選挙区の様子を見ることを兼ねて、できるだけ各候補の個人事務所や政党の支部を訪ねてもらってくることにする。私のいる東京16区は4人(自民、民主、共産、幸福)しか候補がいないので、ほかは本部にでも行くしかあるまい。一方、郷里の富山3区は長く保守の無風区だったが、ここから元自民党幹事長だった国民新党党首が比例区に回り、富山の3選挙区は野党3党の選挙協力が成立、自民3対民主2+社民1(社民は他県より残っていて、副党首の地元)の完全激突のうえに、1区には共産、3区には保守分裂でみんなの党の推薦候補までいるという注目区になってしまった。郷里のほうがマニフェスト集めがやりやすかったかもしれないが、仕事があるので東京に戻らざるを得なかった。
 公職選挙法の総務省による非創造的な運用により、余計なことを書くと茶々が入るので、これ以降、各党を同じ行数で書くことにする。候補者に関する記述ではないので心配することはないのだが。
 まず、民主党。東京16区の民主党候補の個人事務所は、JRのとある駅前にある。この町は沿線でも大きいほうの町ではない。都議時代からここが地盤なのか、事務所は駅前商店街にも近い至便なところにあるが、ビルの1階を使っているので、あやうく見逃すところだった。報道で聞いた通り、「マニフェストあります」と手書きの表示があり、候補や活動員は区内各地に出払っているのだろう、静かなものだった。壁には激励文が多数掛けてあるが、そんなに大きな事務所ではないので、圧迫感があるほどには掛けてなかった。「マニフェストをください」というと、奥のスタッフの方が出てきて、話題の「最終版」をくれた。来た方には書いて頂いているというので、こちらもタダでものをもらう以上、画廊と同じかと思い氏名住所等を書いてきた。メールアドレスは書くかどうか迷ったが、当選の可能性がある候補の場合、議員になってもメールマガジン等をくれるかもしれないと思い、書いた。
 マニフェストの分析は詳細にしていいのかどうか迷うが、ポイントは分かるし、細かい項目もいちいち予算額が書いてある。財源論議がやかましいとはいえ、外国の例と比べてもここまで今の時点で書かなくてもいいかもと思うが、誠意は感じる。

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