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タクティールケア

 出勤途中の電車の吊り広告で「タクティールケア」という言葉にぶつかる。スウェーデンで確立された認知症の緩和ケアの手法らしい。手で柔らかく撫でることで不安感や痛みを緩和できるという。
 面白いのは、21世紀になってもやはり、こうした医療に関する言葉はラテン語源であることで、ラテン語で触覚のことを tactus というようだが、これと同根なのだろう。緩和ケアも palliative care というそうだが、これも pallium (上衣、マント)が語源らしい。問題は、こういう医学用語は日本人が苦手な分野で、途上国では英語等でダイレクトにラテン語源の言葉が入っているが、日本語はなまじ訳語があるために、英会話教室でも日本人だけ分からないということが結構ある。文化国家だからさ、とうそぶく手もないではないが、なかなか理解してもらえないのが悲しい。

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