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千体地蔵、殺生石、生きる

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 ゼミの学生を連れて、那須湯本近くに来ていた。湯本に「鹿の湯」という古い温泉があるのだが、そこで硫黄泉に浸かったあと、山のほうを見ると、広々とした丘陵に多数の石が置かれている風景が目に飛び込んでくる。
 あの世に行ったかのような、不思議な風景が広がっていた。普通の地蔵と違って、合わせた手を高く掲げて祈る千体地蔵。
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 賽の河原での石積みのように、大きい石に小さい石を縦に積んだ石群のいちばん先にある殺生石。親不孝な坊さんが熱泉で罰が当たったといういわれがあるようだ。
 芭蕉も句を詠んでいるようだ。
 最後に近くの神社に笑うくらいみごとなミズナラの樹を発見。その名前「生きる」。両手を挙げてヤッターと言ってるような元気な樹。面白い木なので、私と学生たちの健康を祈って、お賽銭を入れておいた。
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 この地は生死の象徴のような面白いコントラストを用意している。その中で湯浴みするわれわれ、生きている人間。

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