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イタリアに「南部銀行」誕生?

 このところ、ベルルスコーニ政権をウォッチするのがアホらしくなって、イタリアの新聞をチェックしていなかったが、久しぶりに報道を見たら、「南部のための銀行」の設立を考えているという。
 イタリア統一以来ずっと構造的な貧しさを抱える(スーパーリッチな北部ミラノ周辺とすごいコントラストをなす)地域だが、実は1950年に当時のキリスト教民主党の肝いりで「南部公庫」が作られ、ずっと総理府の特命相で「南部担当相」がいた。それが公企業省(ここにも大臣が)などとともに、利権構造の一角を構成し、1990年代の行政改革の一貫として整理されるわけだが、その後も各省にいろいろ小さな南部開発機関ができてなかなか効果が出ないので、これを「イタリア開発」という政府出資会社にまとめたのが20世紀末。その10年後にこの話。まさに元の木阿弥、デジャヴュである。
 当然、性格づけは昔とは違うという説明はなされる。いわく、南部の中小企業を救うため、等々。日本の亀井大臣のような話か?

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