« 原点回帰:1989へ | トップページ | 幼児学級 »

いま、なぜ、「絆」?

 今日、同じ日に何回もぶつかった言葉。
『週刊朝日』に宮台真司氏の提言。伝統的なコミュニティの崩壊した社会では、近隣と関わらないと生活できない下町に住むなど、意識的にでも人と関わる「絆コスト」を払うことが自分を救うとの見解、まったく同感。以前は宮台氏の書くものに違和感を感じていた私だが、今回はまったく同意できるのは、宮台氏が変わったのか、読者である私が変わったのか。
 NHKの9時のニュースも「絆」を連続して特集。借金のために偽装養子や偽装結婚で安易に改名する人が増加しているとの話。
 しかし、「絆」という、どこか保守的で演歌的なニュアンスを感じる言葉で、社会問題を論じざるを得ないことに、社会の苦境を感じます。だからといって、馴染みのない外来語でこういう問題を語ると上滑りしてしまうし、誰の共感も呼ばず、難しいところです。

|

« 原点回帰:1989へ | トップページ | 幼児学級 »