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奇書『ギリシャ共産党は主張する』

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「活動家集団・思想運動」編・訳の『ギリシャ共産党は主張する』(スペース伽耶)という変わった本を見つける。英語を通しての重訳。編者も、出版社もどんな集団なのか、あとがきを読んでもはっきりしない。不破哲三のギリシャ共産党理解を批判的に見ていることは分かった。左翼だが反日共なのだろう。
 ユーロ危機に際してのゼネストに元気づけられて、〈帝国〉批判をギリシャ左翼の声を使って行おうとしているのだろうが、ギリシャ社会に深く根づく腐敗や統治のまずさの責任の一端は、共産党や労組、一般国民にもあるはず。そこに斬り込まずに、どうする?
 珍しい本を作ってくれたことには感謝するけれど、やはり便乗商法に思えてしまう。

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