« 焦点としてのオーストラリア | トップページ | 上海万博の欧州各国出展まとめ »

グッとくるほめ言葉

 篠原涼子がキャリアウーマンを演じるCMで上司がグッとくる意外性のある言葉で、篠原をねぎらうものがある。テンパっている篠原に上司が「篠原君、コーヒーを...」「すいません、今ちょっと(手が離せないんです)...」「...入れました。」上司が自分で汲んできたコーヒーを篠原の傍らに置く。「やばい。グッときた。」と篠原。
 話は変わるが、なぜ、私が納豆以外のほとんどのものを残さず食べるようになったかというと、それは上京したときの体験による。
 大学に進学し、上京したとき、列車内で私は、そぼろ弁当を食べていたのだ。対面のシートで、食べている途中に私はむせて、細かい卵の粉を向かいに座っている紳士のズボンの裾に少し吹きかけてしまった。もちろん、すぐに謝ったが、その紳士は私を叱るどころか、私が単に食いしん坊なために一粒残さず食べ終わるのを見届け、下車するときに「あなた、とてもきれいにご飯を食べるね。大物になるよ。」と言い残した。
 彼の予言は外れたし、大物になろうという野心は当時も今もないが、この大人な態度は忘れない。わたしはグッとくる言葉をしょっちゅう言えるほど大人ではないが、時々はまねしたくなる。
 

|

« 焦点としてのオーストラリア | トップページ | 上海万博の欧州各国出展まとめ »