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英自民党のビデオ版マニフェスト

 「初のソーシャル・メディア選挙」とも表現され、facebook、ツイッター、iPhoneなどが本格的に使われる初めての総選挙といえるイギリスで、実際どのように使われているか、今更ながら日本から調べられるネット上だけでとりあえずチェックしてみる。
 まずは、各党の政権公約マニフェストである。労働党はお決まりのPDFダウンロードだが、もちろんツイッターとfacebookでの共有ボタンはある。これらはもはや、すべての党にあるが、保守党は、ダウンロードに幾つも種類があり、MP3で音声も落とせる。保守党の場合は、従来からあるプラカードやポスターのほうが面白い。あの伝説のポスター、サッチャーが勝利した1979年総選挙の"Labour isn't working."という絶妙なコピーを越えるものはなかなかできないようではあるが。
 とりわけ、新メディアに熱心なのは、第3党の自由民主党である。iPhoneとブラックベリーのスマートフォン向けのアプリケーションがダウンロードでき、iPhoneのアプリを使うとホームページ上にあるマニフェストのビデオ版を見ることができる。ビデオそのものがダウンロードされるわけでなく受信用のアプリなので、日本からは中身は見られないかもしれない。iPod touchしかない私には確認できない。
 もっとも、ホームページ上で見たマニフェストのビデオ版は長めのCMのようなもので、特にビデオならではの内容や構成にはなっていなかった。党首が一生懸命語っていたが、この程度の内容なら、他党がそれほど一生懸命に同様のものを作らないのは分かる。ないよりはいいだろうが。
 こうしたメディアのせいで、気が短くなっているのか、今回、イギリスでは初めて即日開票(従来は翌日)される。
 

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