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Sex and the Congress

 東京メトロポリタンテレビの「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」については、前にもここで、偽ドキュメンタリー「C.S.A」(アメリカ連合国:史実に反して南北戦争で南軍が勝った場合、アメリカがどうなっていたかを予測したウソ・ドキュメンタリー)について書いた。この番組は、日本未公開のアメリカの驚くべき内容のドキュメンタリー映画を見せてくれる番組で、最近では、ニューヨークの名門幼稚園お受験の加熱を追った映画を見せてくれた。今回放送の「OUTRAGE」(同じ題名の北野武監督の映画とは無関係)もすごい内容である。
 アメリカの議会にいる、自分がゲイなのに、それを隠してゲイに反対する政治姿勢をとる偽善的な政治家を告発した映画である。特に保守派の共和党員が告発される。つまり、私生活はゲイであろうがなかろうが自由だが、政治家の偽善は許せないという理屈である。
 ただし、アメリカは、確かに共和党を中心にキリスト教保守派に一定の影響力がある国だが、一面やはり、とても自由な国でもあり、この番組にも、ゲイをカミングアウトしながら現在も当選し続けている議員(民主党・バーニー・フランク下院議員、マサチューセッツ第4区選出)や同性愛者団体のロビイストも登場するのが、面白い。
 ここでは、はやりの映画、Sex and the City、SATCのCをCongress(議会)ともじってみたのだが、実は男たちの野望渦巻く政治の街ワシントンだけでなく、the City、つまりニューヨークでも、長く市長(1978-89年)を務めた(1969-77年に下院議員でもあった)エド・コッチが自身ゲイ(市長就任前から知られていた)ながら、ゲイ・バーをつぶしたり、当時「同性愛者の病気」という偏見があったエイズの対策を積極的に行わなかったりした偽善が、映画のなかで明らかにされている。
 

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