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映画「ほしのふるまち」を見て

 昨日、イオンモール高岡にあるTOHOのシネコンで、映画「ほしのふるまち」を見てきた。とても青くてピュアな青春映画だ。内容は必ずしも富山ローカルではなくて、普遍的な若者の悩みとその克服を等身大で無理なく描いている。その意味で、シンプルな港町である氷見を舞台に選んだのは成功だと思う。海に臨む薮田のバス停は絵になっている。
 実際の富山県は、雪国ゆえの曇天で星が見えない夜も多い。天気がいいときでも「星が降る」ように見えるのは相当山のほうじゃないかな。ただ、昨夜は快晴で、ここ高岡の街中でも北斗七星はクリアに見えたし、楽に50から60くらいの星は確認できた。他の町ではどうなのだろう。
 映画に登場する民宿や喫茶店、予備校などは、ほとんどが実名だった。氷見うどん、氷見カレーの看板もさりげなく登場していた。実際に富山県出身で劇中で一人だけ完璧(やや大げさ?)な富山弁を話す柴田理恵の演じるおばさんが、山下リオ演じるヒロインの渚から受け取るのは、富山の定番料理「ブリ大根」。
 感心したのは「ほしのふるまち」のような派手でない良い映画の配給がよしもとであること。もちろん、トミーズ雅や松之助師匠が出ているが、いい町おこしになると思う。石井富山県知事もいかにもな役で一瞬登場。原作は原秀則の漫画だが、高岡出身の藤子不二雄A氏も応援しているのだろう、協力者の字幕に出ていた。
 私はやはり、このような田舎の18歳が主人公の映画には弱い。都会に出るか田舎に留まるか、親の意志を継ぐか継がないか、都会に出て人が変わるか変わらないか、成功するかしないか、21世紀でも永遠のテーマ。
 映画「ほしのふるまち」http://www.hoshi-full.com/ 東京ではシネマ・ロサで。
(この記事はツイッター・アカウント@yasodahの昨日のツイートをまとめ、加筆修正したものです。)

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