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シチリア東岸の旅(6) シラクーザ2日目

 ホテルとオルティージャ島の位置関係から、オルティージャ島で昨日見逃したものと考古学公園のどちらを先にするか迷ったが、美術館、博物館等の開館時間と先に遠くに行って後で近くのほうが体力的にいいだろうと、まずは歩いてオルティージャ島に向かう。幸い、雲一つない快晴でイタリアらしい真っ青な空の下、昨日と違う海沿いの道からスタートした。
 パピルス博物館は『地球の歩き方』には出ていないが、JTBの『ララチッタ』には出ている。シラクーザでパピルスというのはどういうものかと訝っていたが、案外面白かった。他に訪問客もなく、暇そうな館員に面白いからと勧められ、パピルスについてのドキュメンタリー映画を見たが、英語だったし、面白かった。古代エジプトだけでなく、シラクーザやあちこちで使われ、紙としてだけでなく、ロープやかご、サンダルにも使われていたと知った。ここ、シラクーザでも漁師のロープに使われていたというから丈夫なものなのだろう。この博物館ももとは貴族の個人的なコレクションから始まっているが、比較的近年にアフリカまで行って、いまだにパピルスを使って編んだ小舟を使っている集落に入って、なんとその小舟をまるごと買ってきて展示している。
 ネアポリス考古学公園はまず入口近くに小さなローマ時代の円形闘技場がある。ギリシャ劇場の前座みたいに見えてしまうが、なかなかどうして立派な闘技場である。でも、やはりギリシャ劇場の大きさには驚いた。真っ白に風化した石が並ぶ劇場はシチリア最大らしく、デジカメを構えても大きすぎて入りきらない。タオルミーナのように現代化していないところもいい。

Teatro

 この考古学公園には、他にも見ものがいっぱいあって、「ディオニシオスの耳」という洞窟がある。これは、中で手を叩いたり、叫ぶと、えらく響く音響効果がある。

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