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シチリア東岸の旅(5) シラクーザ

 昨日乗せてもらった運転手の提案に応じて、タオルミーナからタクシーでシラクーザのホテルに直行することにした。鉄道は本数が少ないし、カターニャ経由で時間がかかる。正味1時間半、高速道路を快適に走ったが、この道路も完成したのは5年ほど前だという。途中、アウグスタという町にある石油精製の基地なども見えた。
 シラクーザでは考古学公園がメインと思って、それに近いグランド・ホテル・ヴィッラ・ポリーティという4つ星ホテルを宿泊先にしたが、ちょっと後悔した。到着した1月6日はまだ休暇期間で日本の元日のような静けさ、冬季ゆえ多くの店舗が閉まっている。考古学公園以外の見ものやレストランが多いオルティージャ島は、このホテルから歩いて二、三十分かかる。バスもこの日は運転が少ない日だった。タクシーの運転手がなぜオルティージャ島のホテルにしなかったのかと聞いた意味が分かった。着いたのは、午後11時くらい、考古学公園は規模が大きいから明日にしようと考え、オルティージャ島に向かったのも、後で後悔することになる。
 オルティージャ島に向かう途中でオルシ考古学博物館があるので、これは明日の予習に見ることにした。外から見るとそれほど大きな博物館には見えなかったが、陳列品はとても多く、勝利の女神ヴィットリア像など100体近くあったのではないかと思う始末。
 橋を渡ってオルティージャ島に入るとすぐに、野ざらしのアポロン神殿がある。周りを囲ってあるが、野天でいつでも見られる。向かって右側に円柱が残っているところがいちばんそれらしいが、ひどく感動するものでもない。通りを上っていくと、広場にアンドロメダの美しい泉があって、さらに進むと、ほどなくドゥオーモ広場に出た。ドゥオーモも立派だったが、広場がきれいに整備されていて、明るいベージュ色というk、日に当たって輝いていて、美しい。もっとも、昔からそうだったわけでなく、比較的近年にきれいになったのだという。この広場の奥にある教会に一枚、カラヴァッジョがあって、見たが、その絵に合わせて、同じ格好で俳優たちが撮った写真も別室に展示されていた。
 この広場の奥に、タクシーの運転手が勧めていた「ラ・フォッリア」というトラットリアをすぐに見つけた。基本的に作り置きの熱々ではないパスタを出すが、結構美味い。食後に向かったパピルス美術館は2時で閉まっていた。

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